サイクリングパッドに革命を起こした人工皮革「アマーラ®」

アマーラ


人工皮革パッド『アマーラ®』

パッドにセーム(鹿)革が使用されるようになったのは1970年頃のこと。
それにより股ずれの問題は解消されたが、天然素材のため、洗濯すると硬くなり、メンテナンスが面倒だったうえ、良質の皮を国内で入手するのは困難であった。
ある日、清水が何気なくつけていたTVにコートのCFが流れた。そのコートは「合成だから濡れてもOK」と謳っていて、「サイクリングパッドにも使えるんじゃないか」とひらめいた。すぐに素材メーカーに連絡。試行錯誤の末に生まれたのが人工皮革「アマーラ®」を採用した緩衝パッド『Aパッド』である。
濡れても硬くならず、手入れも簡単、生産性も高くなり、それまで高価で手を出せなかったサイクリストにも、広くサイクリングパンツを広めることとなった。

『Aパッド』を基本に、3層構造の『ASパッド』をロサンゼルスオリンピックでアメリカナショナルチームに投入。パールイズミの名を世界に知らしめることとなった。
以後、ソウルオリンピックでの男女別パッド、アトランタオリンピックでの『モールデットパッド』、米国の医学博士の協力の下、プレッシャーリリーフテクノロジー採用の『PRTパッド』を開発した。
2002年にはPRTパッドをさらに進化させた『3Dパッド』を開発。
前年からウェアサプライを行っていた、ファッサ ボルトロ所属のイヴァン・バッソが、ツール・ド・フランスでマイヨ・ブランを獲得。2003年には、アレッサンドロ・べタッキが、ジロ・デ・イタリアで6区間優勝、ツール・ド・フランスで4区間優勝を果たす。
日本発、パールイズミのパッドが世界のアスリートの勝利を数多く支えることとなった。

2008年、待望のパッド「3D-Neo」を発売。日本人に照準を合わせ、まず肌触りにこだわる女性用から開発。一般サイクリストから実業団のトップ選手まで、様々なユーザー層にモニターテストされたパッドは、多汗な日本の気候に合わせた、優れた吸汗性を持ちながら、ストレッチ性に富みペダリング時の動きもスムーズ。
パウダータッチの肌触りは、一度着用した者の心を虜にする。

そして、2012年、パールイズミパッドの最高峰『3D-ネオプラス』を発表。
着用感を極限まで軽減し、いかなる乗車姿勢にも対応する段階的クッション厚を採用。
サイクリングパッドをさらなる高次元へと導いた。
ヨーロッパプロを始め、多くのサイクリスト達を惹きつけたパールイズミのレーシングパンツ。
世界を席巻してきた栄光の歴史は、パールイズミのパッド開発の歴史そのものである。

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『PRTパッド』(1999年)

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『3D-Neoパッド』(2008年)

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『3D-ネオ プラス パッド』(2012/2013年)