豊岡トヨオカ 英子エイコ 選手センシュレポート
UCI琵琶湖マイアミラウンド
日時 2012年11月3日
場所 滋賀県琵琶湖マイアミランド
天候 晴れ
結果 優勝 豊岡英子 (パナソニックレディース)
   2位 宮内選手 (club vient)
   3位 ローラ・ウィンベリー(SPEEDVAGEN CYCLOCROSS TEAM)
日本で2つめのUCIレースである琵琶湖マイアミ。
昨年は、ラスト周回でメカトラを起こしてしまい2位となり、今年は絶対に勝ちたかったレースだ。
コースは全長2.5q。
バックストレートに位置する全長200mほどのビーチが最大の難所であり、この長い「砂地獄」を乗車で
クリア出来るかどうかがラップタイムに大きく影響する。
恐らく、女子はほとんど乗車不可能であろう。
今年は松林の中が使用不可になった為、その先の芝区間を使いホームストート(舗装区間)に出て来る
というパワーとテクニックが要されるコースレイアウト。
実は、前日の試走で砂セクションに突入した際に左脚を痛めてしまい、急遽大阪に戻って治療して
もらっていた。
スタートはできないかもしれない、という直感があったが、とりあえずスタートできるまで治療して
もらった。
レース当日、ホテルから会場まで自走し、試走はせず、ぶっつけ本番。
不安というよりかは、むしろ開き直った気持ちだった。
9時スタート、砂区間を1番手で入る、乗車出来る所も足に負担をかけたくないので即降りてランニング。
ピット前も砂でフカフカなので全てランニング。
シケインで飛び降り飛び乗りが死ぬかと思う程辛かった。
さらに、左足をかばうべく右足にも同じ症状がでてきた。
チームスタッフと、恐らく4周回であろうと予想していたのだが、レース中のアナウンスで5周回と
聞いた時は鳥肌がたった。
ラスト2周回は、この世の物とは思えないほどきつく、右足を叩きながら走り、記憶にあまりない。
シケインを歩きながら越えていたことくらいだろうか。
なぜか後続と、かなりタイムギャップがあったので焦らず走れたのが唯一の救いだろうか。
レースが終わった後は、表彰台に上がるのも困難という状態であった。
応援ありがとうございました。
今週はレースをキャンセルし、2週間後の全日本までに足を治します。
豊岡トヨオカ 英子エイコ