会話シーン

トライアスロン業界の盛り上がりに注目。今のトレンドにマッチしたトライウェアを

トライアスロン雑誌「ルミナ」によると、現在国内のトライアスロン愛好家は約6万人以上。道端カレンさん、安田大サーカスの団長さん、企業の経営層などタレントや著名人に急速に広まっています。また、パールイズミのユーザーにもサイクリングのほかにアウトドア、スキー、ランニングなど多趣味の方が多く、世の中的にもいわゆる「マルチスポーツ」と言われるスポーツとの関わり方をライフスタイルに取り入れている人たちが増加していると実感します。

パールイズミ社内にもトライアスリートは複数名いて、中にはロングディスタンス(いわゆるアイアンマンと呼ばれる距離の大会)に定期的に挑戦する社員もいます。

サイクリングウェアのニーズや日本人の求めるものに敏感で、毎年新しいアイテムを市場に投入するパールイズミ。作り手とユーザーの集まるオフィススペースであれば自然と「より良いウェアやアイテムが欲しい」と思うのは自然な発想でした。なんとなくの会話から「トライアスロンのトレンドに求められているニーズは何だろうか?」という知的好奇心を起点にこのプロジェクトは始まりました。プロジェクトマークも社内開発担当兼サイクリストが手掛けました。

プロジェクトマーク

サイクルウェアで培ったノウハウやエッセンスを1つのウェアに凝縮

パールイズミでは「オリンピックの日本ナショナルチームへのウェアサポート」、またそれに必要な「製品のこだわりの積み重ね」という長く地道な歴史が40年以上続いてます。企業のDNAとして「アスリートがより高いパフォーマンスを発揮するため」の答えを持っています。その答えを導き出すためのものづくりでは、たくさんの新しいソリューションを世に生み出してきました。

例えば、古くは1983年、メンテナンスが困難なパッドを試行錯誤を通して人工皮革「アマーラ®」
として改良し、採用した緩衝パッド『Aパッド』を開発。最近ではアマチュアユーザー向けにスムーズな着脱を可能にする前面フックと腰回りのファスナーでビブとタイツが簡単にセパレートできるクイックビブなどを開発しました。

今回のトライアスロンウェアでもあくまでユーザーセントリックなアプローチでウェア開発に取り組んでます。「40〜80kmのバイクパートのペダリングでスムーズなパットのあり方は?」、「バイクパートとその後のランパートの両方でバランスの良い上半身の着心地とは?」、「袖や裾の滑り止めは必要だけどどうすればより心地良く感じるか?」などたくさんの疑問から1つのプロダクト開発を進めます。

プロダクトのアップ

撥水

ブランドアンバサダーと協業しながらブランドを進化させる

世の中のトレンドを探り、社内のトライアスリートの声を聴き、さらに今回は外部のエキスパートの力をより積極的に活用することにしました。理由は2つあります。

1つ目はプロダクト開発のスピードをより早め、より的確なタイミングでアイテムを投入するためです。パールイズミが40年以上続けているプロセス、つまり高い要求を持つプロのアスリートのニーズをヒントにプロダクトを作り、その後、一般ユーザー向けにより汎用性を持ち、かつ購入し易い価格帯に落とし込んでいくアプローチは、パールイズミのものづくりとしての得意なアプローチの1つです。半面、本格的であるが故に完成までにある程度の時間を要します。

今回はより的確に顧客のニーズに対応するため、アマチュアユーザーの何倍もの高い身体能力を持ち、トレーニング量も豊富で、かつ一般ユーザーのニーズをダイレクトに共有してくれる大西さん、北川さんをアンバサダーとして招きました。彼らは日常的にマルチスポーツを嗜むトライアスリートなので、今回のプロジェクトには最適な方々でした。

2つ目はトライアスロンがよりライフスタイル重視のスポーツであり、より今まで以上にトレンドセッターの声が製品開発に貴重だと考えたからです。トライアスロンをより健康的なライフスタイルスポーツと捉え、多くのタレントや著名人が続けているのも、トライアスロンをより身近なもの、自身の生活の一部としているからだと思います。今後このプロジェクトでは彼ら2人からウェアのニーズの他にもライフスタイルのトレンドなどの意見を聞きながら進めていきます。

会話シーン

食事

先日、ウェアの進捗状況を大西さんと北川さんに報告しました。このブログの取材で毎回お世話になっているアスリート食堂にてプロダクト報告会を行い、その後皆さんとランチを共にしました。前回は弊社アンバサダーの栗村修さんをこの食堂に招き取材&ランチをし、食事も大変気に入って頂きました。今回のお二人にもハンバーグランチ、味の好みが合っていたようです。

トライウェアに関するアップデートをこれからこのブログに継続していきますので、お楽しみに。

Interviewed and Photo by Pearl Izumi
Fueled by Kanoya Athlete Restaurant

アンバサダーの2人のプロフィールはこちら
大西 勇輝さん
//athletes/ohnishiyuki
北川 麻利奈さん
//athletes/kitagawamarina

鹿屋アスリート食堂

鹿屋アスリート食堂は、株式会社バルニバービ・国立大学法人 鹿屋体育大学・鹿児島県鹿屋市からなる「産学官連携プロジェクト」です。食材の宝庫と評される鹿屋の良質な食材を用いて、鹿屋体育大学長島講師監修の「スポーツ栄養学」に基づいたバランス食を提供。本取材は鹿屋アスリート食堂 両国店の協力により行われております。