Pearl Izumi(以下PI):まずは、皆さんの簡単な自己紹介をお願いします。

:それでは私から、畑秀明※です。ビジネスコンサルタントの仕事をしています。具体的には、マルケトのサービスを買っていただいたお客さまに、マルケトを業務の中で使えるようにご支援をしたりしています。

:私は畑さんと同じ職種で、ビジネスコンサルタントをしています。

小池:私は人事で採用の担当をしております。人事全般の仕事も担当していますが、メインは採用です。

マルケト

PI:ありがとうございます。皆さんそれぞれ、ロードバイクやトライアスロンを楽しまれていると思うのですが、お話お伺いできますか。

:私は自転車だけなのですが実は結構、長く乗っているんです。12~13年位かな。結婚して1人目の子どもができて、1歳ぐらいで落ち着いた時に、なんか趣味でもやるかなあと思って始めたのがきっかけです。それまでは、妻と一緒にどこかに出掛けたりとか、遊びに行ってたりしてたんですけど、妻も子どもの世話で外出できなくなったんですよ。私もどこかに1日遊びに出かけたりというのは気が引けていたんです。そんな中、何か趣味を持とうと思って始めたのが自転車なんです。

その後、2人目、3人目と子どもができて、子ども中心の生活になってしまい、自転車はいわゆるお蔵入りだったんです。3人目の子どもが幼稚園を卒園して小学校に入ったぐらいから、だんだん自分の時間が空いてきて、自転車あるから乗るかという感じで本格的に始めることになりました。

PI:お蔵入りしていた自転車を乗り始めたんですね。よく保管していましたね。

:ホコリも被っていたので、しっかり掃除してからでしたね。それが、8年前になります。仲間内で乗ることになったのですが、「じゃあイベントに出たいね」という話が出て、トントン拍子で、富士周回の100キロくらいのイベントに出ました。

PI:富士ロングライドですね。

:そうだと思います。イベントにも複数回出るようになって、継続的にイベントに出ようというのがモチベーションになって、週末も自分一人で乗るようになっていきました。乗るとやっぱり距離が伸びるので、あっち行ったりこっち行ったりなんてやってるうちに、はまっていった感じですね。

マルケト

PI:社内のロードバイクチームについても少しお話おきかせください。何名くらいで活動しているのですか?

:8人になります。

:自転車を持ってて、ちゃんと乗っているのは8人ぐらいだと思います。

小池:ロードバイク部も、トライアスロン部も、やりたいようにやればいいじゃん、というスタイルなんですよね。だから、本当にすごいガチにやりたい人はやればいいし、そうじゃない人もいたとしても、思い思いに活動しています。

PI:気が向いたら来てねという感じでしょうか。

:そうそう、本当そんな感じです。

小池:もちろん皆で誘い合っています。ライフスタイルに合わせて好きなタイミングとか、お子さんが生まれたりすると、ちょっと育休取りますという人もいらっしゃいますし、人それぞれです。

:部活って感じでもないですもんね。

PI:次は小池さんの自己紹介をお願いします。

小池:私はスポーツは、中学と高校で、バスケをやっていたのですが、それ以降は全く運動してなかったんですね。特に社会人に入ってからは全くしてなかったのですが、3年前にいわゆる年齢をすごく感じるようになったんです。その時、走るのってどうなんだろうって思って、最初はあまり気乗りしなかったんですが、何かの拍子にトライアスロンやっちゃえっとなったんですよ。

マルケト

:え、一番ハードル高いじゃないですか。

小池:スイムはある程度、経験はあったんですよ。周りにトライアスロンやってた人がいたんです。その応援に出かけたことがあって、道端カレンさんが出場しているのを見たんですよ。私、道端カレンさんと同い年なんですよ。「うわっ、私、あれになる!」って、思っちゃったんです。

:道端カレンになるんだ。

:道端カレンになっちゃうのね。

小池:道端カレンになるって思って初めてバイクを買って、それがきっかけで始めたんです。ママチャリさえも、あまり乗ったことがなかったんです。でもトライアスロンを始めて、自転車をちゃんとフィッティングをするっていうことを覚えて、走るのが楽になったって思ったときから、楽しいって思えるようになりましたね。

PI:自転車は何を乗っているのですか。

小池:立て続けに二台買ってしまったんです。どちらもSPECIALIZEDですが、AliasとAmiraを持ってるんです。

PI:なぜ2台もお持ちなのですか?

:やっぱりそう思いますよね。私も知りたいところです。

小池:AliasはTTとロードのハイブリッドなので若干、重めなんですね。Amiraの方はガチのロードバイクなので、軽いんですよ。用途によって使い分けています。

PI:自転車が一番得意じゃないって仰っていましたが、なかなかこだわってますよね。

:チームの中で一番こだわってんじゃないですかね。

小池:そこには理由があって、バイクが一番、苦手意識が高かったからなんですよ。苦手意識を克服するためにどうしたらいいかって、考えた末なんです。経験者の方からのアドバイスも有りました。

:練習しろ、練習!

小池:道具も大事でしょう。

:漕げ、踏め!

PI:面白いですね。ありがとうございます。

:小池さんのきっかけは、道端カレンだったのか。私の方はトライアスロンをやっていますが、きっかけは、ランでした。3歳から中1までサッカーをやっていて、それ以降はスポーツやってなかったんですよ。軽音部にいたりしました。

マルケト

小池:軽音部のイメージはなかったですね。インドア派だったんですね。

:音楽も好きですし、スポーツも見るのは好きだったんです。ある時、陸上を見ていると、自分がどのぐらいで走れるのか興味がでてきました。10キロくらいのレースに出てみて、タイムを縮めるっていうのにすごいモチベーションを持てました。ある日、雑誌かウェブでトレイルランニングっていうスポーツを見つけて、早速、靴とか買って、高尾山に走りに行ったら、すごく楽しくて楽しくて。それからトレイルランニングにのめりこんでしまい、会社とは別のクラブにも入っています。

PI:トレイルランニングのチームにも入っているんですか、多面的に活動していますね。

:現在はそのチームでもトレーニングをして、トレイルランニングやフルマラソンなどのレースに出場しています。その中でトライアスロンをやっているメンバーもいたので、一緒に新島にも出かけました(棟さんは4月27日に開催されたUTMFに出場され、100マイル(約170km)のトレイルランニングのレースを無事完走されました)。

PI:新島トライアスロンですか。

小池:東京アイランドシリーズにも出てましたよね。

:村上・笹川流れ国際トライアスロン大会も出ました。きっかけはランからでしたが、そこから徐々に自分の限界をどう超えていくかに興味が移っています。トライアスロンは、正直スイムが全然できなかったんですけど、実際、新島トライアスロンを完走してから、徐々に欲が出てきて、じゃあ来年はミドルをトライして、アイアンマンも目指し始めています。

PI:ミドル、佐渡国際トライアスロンはどうですか。

:佐渡もいいですね。佐渡Bは気になり始めています。

小池:佐渡B、ものすごく良かったですよ!

:記録は狙いたいですね。今、私はフルマラソンでサブスリーを狙っています。ベストタイムは3時間6分です。

PI:速いですね。

:ブレークポイントみたいのあるじゃないですか。体力的には30才過ぎてから成長するというのは、あんまり感じれないと思うんです。だから、どんどん記録が伸びている自分が楽しいので、結構スポーツにのめり込んでいます。

続けるために

PI:トライアスロン、ロードバイク、ランなど、色々とやられてますが、皆さんがスポーツを続けられる理由を教えてください。

:やっぱり仲間とかイベントに参加するチャンスですかね。会社も会社以外も、いろんな所で、一緒に行こうかっていう人たちがいるので、それが続けられる要因かと思いますね。

PI:周りの方ということですね。どんな活動をされているのですか。

:私は単一のグループじゃなくて、複数のグループに入っています。一つのグループは、実はトライアスロンの人たちの仲間に交じって自転車で走っています。このチームは速いんですよ。もう一つのチームはゆったりなので、それも色々と楽しめたります。三つ目のチームは、自転車だけのチームです。速い方が一人いて、その人にみんなが付いていくというチームです。スピードを上げるのに良いトレーニングになります。

PI:異なるチームに参加することでできる体験はユニークですね。

:実は今週末も泊まりで西伊豆に行ってくるんですよ。

小池:私も畑さんと全く同じですね、私も仲間です。最初は、道端カレンさんみたいになりたいって思いで、仲間とかもつくらずに一人で練習してたんです。でも、いろんな大会に出るようになって、新しい仲間ができてきました。仕事はITの世界ですが、そこだけだとITの世界の人だけのおつきあいになりがちなんです。全く違う業界の方と知り合える機会を作ってくれました。

:私は、会社での活動も楽しみですが、トレイルランニングとか、山道や自然の中を走るのが楽しいんですよ。それ自体がすごく気持ちいいんです。

小池:ストイックですね。

:何ていうか、身体を動かすのは気持ちいいじゃないですか。速く走れると、街でもそうですし、山を走れると遠くに行けるんです。1日のうちに、いろんな場所に行けるんです。

PI:自転車ではなくても、ということですよね。

:そうなんです。例えば登山だと1泊しないと行けない所が、走れると1日で3つの山を行けたりするんですよね。

小池:質問なのですが、三つの山に一緒に行く必要ある?

:え、山によって、景色が違うし…。

PI:まるで忍者ですね。

:遠くまで行けて、いろんな景色が楽しめる。それが純粋に楽しいんです。だから続けられています。そして、やっぱり言わせてください。仲間も続ける要因の1つです。さっき言っていた記録とか、自分の成長を感じられるっていうところもありますが、仲間がいるからというのは大きいです。

小池:仲間といると徐々に成長しているのが自分でもわかりますよね。

:トライアスロン完走したときに、やればできるんだなとか、自分で限界決めちゃいけないんだなと思いましたね。

PI:みなさんのお話伺うと、それぞれに影響しあっている感じがしますね。

:エンゲージし合ってますからね。

自然発生的な活動

PI:会社のチーム活動について、経緯をお聞かせいただけますか?

マルケト

小池:ロードバイク部は、畑さんですよね?

:ロードバイクは、社内の知り合いがきっかけです。その方と私はもともと、一緒に働いたことがあり、飲み仲間だったり、しかもバイク仲間でした。私がマルケトに入社して、「この会社で、ロードバイクに乗る人いるんじゃない?」みたいな話になって、そしたら何人か「ロードバイク乗ってるよ」とか「持ってるよ」って言った人がいたので、「じゃあ部活にするか」となりました。

小池:トライアスロン部は、マーケティング部と営業のメンバーが、「みんなでホノルルトライアスロンに出ようぜ」というところから始まっています。「トライアスロンは分からないから小池さん入って」となり、私が部長を務めています。

PI:ホノルルトライアスロンが目標になり部活動が始まったのですね。

:トライアスロン部としての活動ってどんな感じですか。

小池:沼津千本浜トライアスロン チームケンズカップがあります。

:2018年はもっとみんなで出たいですね。

小池:沼津とか、駅伝とかリレーができるほうが、もしかしたら面白いのかもと思っています。トライアスロンは、本当にライフスタイルだと思うので、好きなようにやればいいと思います。

PI:活動は自発的ということでしょうか。

小池:はい、みんな同じではないですから。私みたいに練習したがらない人もいれば、ガチな人もいる。同じように同じ練習量とか、同じディスタンスを追い求めさせると、続けられない。一緒にやってくってことができなくなっちゃうので、それぞれのレベルに合わせるというのが大事ではないでしょうか。一緒に活動できることを大切にしたいです。

PI:トライアスロンとかバイクもそうなんですけど、レベルが違うと練習の仕方も変わってきますね。

:それぞれの目標が同じではないので、一緒に練習するのが難しいこともありますよね。

PI:練習時間も全然違うんですよ。メニューも変えなくちゃいけないということもあります。一緒に大会に出ようよとか、練習もたまに都合が合えば一緒にやろうよとか、一人でやるよりかは楽しいですよね。終わった後に飲めるとか、いろいろ情報交換もできます。一緒に活動したいというのはベースにはあります。

小池:2018年も大会に出ましょう。

部活動の展望

PI:チームの活動の展望をお伺いできますか。

:2017年を振り返ると、矢櫃峠に行ったのと、年始ライドがありました。社員旅行で富津にも行きましたね。

:110キロぐらいでした?

:住んでいるところで距離が違ってきますが、私が一番遠いでしょうか。140kmくらいでした。実は、誰だか分からないのですが、雨男・雨女がいて、企画自体は5、6回やってるのですけど大体雨で流れるっていう…。「明日は雨だから止めるか」みたいなのが続いてますね(笑)。

小池:それは、私じゃないと思う。2017年は週末の雨、多かったですよ。

:企画は結構したんですが、ああ、行こう行こう、みたいに乗ってくれるから、楽しくやっています。私は季節関係なく真夏でも真冬でも乗るんですけど、どうなんだろう、みんな、乗るのかな?

小池:真冬はちょっと寒そう、とか思いませんか?

:すぐ温かくなるから、大丈夫。

:社内でも始めたばかりの方は、ウェアも十分に持ってない方がいらっしゃいますね。真冬って、夏の半ズボンじゃ、とてもじゃないけど走れないじゃないですか。

小池:冬には冬用のウェアを着用して、心地よく走らないとね。

:確かに言われてみると、企画をしないと、皆さん冬のウェアを買うということにつながらないのかもね。

:今度、チームの飲み会あるじゃないですか、そこで話してみましょうよ。

:2017年は3回しかイベントに出なかったので、2018年はもっと、チームでイベントに参加しましょう。

:信越五高原ロングライドも、チームの中で話に上がってましたよね。

:春くらいに何かの大会に出場して、秋に五高原はどうかな。

:そうしましょう。

:ユニホームも作ったしね。チームで大会に出る準備はできてますね。

PI:トライアスロン部はいかがですか?

小池:ホノルルトライアスロンに参加はできたのですが、徐々に、トライアスロンもあるよとか、社内でシェアしながら、興味を持ってもらおうと思います。トライアスロンは一人での競技なんですけど、周りにトライアスロンやってる人がいないとわからないことが多いんですよね。例えば、初めてミドル出るんだけど、補給食はどうしたらいいの?とか、コースってどんな感じなの?とか、どんな練習すればいいの?とか、チームに入らないとわからない事は多くあります。情報交換をしながら、支え合うみたいな感じでやっていきたいです。社内の活動はまだ1年目ですけど、2018年はみんなでリレーでもいいから出てみるというのと、トライアスロン好きになってもらう活動をやっていきたいです。

PI:弊社も2017年に、佐渡トライアスロンへの出場を企画して、合宿も企画してやってるのですが、やるっていう人が誰か仕切ってエネルギー持ってやらないと、ずっと続かないんですよ。だから、楽しい限りは、みんなでやろうと思うんです。

:出場する大会を決めれば、そこに対してのモチベーションが続きますもんね。

:エントリーを早くしておきましょう。大会の3、4カ月前にエントリーになるので、とにかくみんな申し込め!と言って、申し込んでから練習しても間に合います。

:本当そうなんですよ。そうしましょう、早速、大会を探しときます。

:5月ぐらいのイベントは1月、2月にエントリー開始になるから、毎年正月明けるとすぐにネットをずっとウォッチしてます。

チームウェアを使ってみて

PI:今回お作りいただいたチームウェアについて、全体的にコーポレートカラーを踏まえた上で制作させていただきましたが、こだわられた点などお聞かせください。

マルケト

:デザインを何パターンかご提案いただいたかと思います。

PI:サイクルジャージのデザインは、4種類ほどご用意しました。

:原則は紫ベースで、社名をどこかに入れていただくっていうスタイルでお願いしました。ご提案いただいた中で、一番奇抜でなく、シンプルで、マルケトと分かりやすのが一番気に入りました。

小池:このチームジャージ、スタイリッシュだと思う。市販されているサイクルジャージは、普段着を選ぶという観点で見ると、ちょっと選びにくいこともあります。このトライウェアはどのような考えでデザインしたんですか?

PI:非対称のデザインをご提案しました。カラーはオレンジになっています。マルケトのモチーフで使われているシャープな幾何学のモチーフを利用しています。

小池:私は、このチームウェアを実際に着てみて、走った感想をお話したいです。アクアスロンにも出ていますが、このウェアは非常に着心地がいい。ユーザー目線で作られてて、すごく良いと思っています。パールイズミさんで作ってもらって本当に良かったなと思っています。こだわりは持ってなかったのですが、こだわった製品造りを知っているので、本当に走りやすいし、泳ぎやすいし、動きやすいです。

PI:気に入っていただきありがとうございます。余談ですが、佐渡国際トライアスロンの一番長い距離に、ロングディスタンスという種目があります。平均的な参加者で15時間ぐらいかかります。その大会の35~39歳のカテゴリーで、女子で1番になったが弊社の巽になります。彼女がトライウェアのパターンを作っています。

小池:そうなんですね!

PI:素材をどういうふうにカッティングして縫うと一番フィットするとか、クッションになるパッドは実際、自分で縫って、着用して試しています。

小池:パッドも厚過ぎず、でも薄過ぎずという作りになっています。腕のところは、締め付けるウェアが多いんですよね。このウェアは締め付けず、でも緩過ぎずというので、泳ぎやすいし、走りやすい。ポケットも良かったです。ランの時は、例えばサイクルジャージでポケットに物を入れると、ダボダボになりがちなんですよ。でもこのウェアは、ダボダボにならない作りになってる。だから、走りやすいんです。ポケット物を入れてても重たさを感じにくいです。着てみてから、そのこだわりを感じまして、感激しました。

:私も、新しいウェアで村上・笹川流れ国際トライアスロン大会出たんです。私はノースリーブなんですけど、結構汗かいた、暑かったんですよ。だけど、さらさらしている。初めてトライウエアを着たので比較はできないのですが、パールイズミのトライウェアはそのあたりがすごく良かったですし、気持ち良く走れました。

PI:撥水加工していますので、汗とか水で濡れても乾きやすいです。

:乾きやすいというのが、私には良いポイントでした。

変わってきたこと

PI:チームウエアを作ったことで、何か変化ありましたでしょうか。仲間での活動というと当然、同じウェアなどがあったほうが一体感がでる場合もあるかと思います。

小池:部活動の宣伝になっています。チームウェアを着て、富津に行った時は、すごかったですよね。

:反響ありましたね。

小池:会社の社員全員でバーベキューの会で、ロードバイク部がロードバイクで乗り込んできたんですよ。サイクルジャージをみんなで着てました。「かっこいいね」「やりたいね」っていう人がちらほらいました。

:やっぱり見た目で引かれてましたか。

小池:おお!っていう感じでした。みんな視覚から入るわけじゃないですか。あんなウェア、私も着たいなあ、俺も着たいな、そういうところから入っていってくれれば、もっと仲間が増えそうですよね。トライアスロンは、かっこいいね、だけど大変そうだねっていう感じですけどね…。

PI:ロードバイクはそうかもしれませんね、走っている人も見かけますしね。

小池:社内外で、トライアスロンとかロードバイクを身近に感じてもらえる機会もあります。チームウェアを着用すると、社外ではマルケトを身近に感じてもらえることにつながります。私は、FacebookやInstagramの友達がいるんですけど、Instagramで「これ着てるの見たんだけど、この前、あの大会出てましたよね?」という連絡が来たりします。

PI:確かに、FacebookやInstagramでウェアの写真は目立ちますね。

小池:「あのとき、すれ違ったの俺です」のようなコメントをいただくこともあります。「これ、小池さんですよね? このトライウエアをInstagramで見掛けたことあります。」と言うこともありました。マルケトっていうのは見えなかったとしても、何だろうあれ?って思ってもらえるので、マルケトを身近に感じてもらえるきっかけなると思うんです。

マルケト

:私もそうです。2017年の夏以降のイベントに着用して参加しています。一人が多いのですが、宣伝だと思って、私はこのウエアのままで新幹線乗りますからね。

小池:新幹線に乗るのは気が引けますけど、このウェアなら私も街で着れますよ。今からみんなで渋谷でも行きます?

:渋谷はいろんな格好の人いますからね。新幹線に一人で乗るじゃないですか、そうしたら隣のカップルが、なんつう格好して乗ってくるんだみたいな目で見るんですよね。

PI:目立ってますね。

:実際にイベント出ると、自転車のイベントって、なんだかんだ言っても同じペースの人が4時間、5時間、大体一緒に走るんです。その人たちには相当刷り込まれてるでしょうね。

:これがエンゲージメントですね。

小池:マルケトのユーザーさんにも、トライアスロンやってますとかロードバイクやってますという方がいらっしゃいます。Facebookでつながってるユーザーさんにいらっしゃるので、「オリジナルウェア着てチームで出ました」と投稿すると、「いいな、マルケトのグッズ欲しい」と言ったコメントをいただきます。マルケトのサイクルジャージが欲しいって思ってくれるユーザーさんとかパートナーさんもいらっしゃるので、そういう人たちにも同じウェアを使って頂く機会が作れたらなと思っています。

:その人は、マルケトバイク部入りませんか、とかっていう人になります?

小池:そういう人たちも出てきてるので、ユーザーさんとかパートナーさんとの関係性にも役立ってくると思うんです。

マルケト

PIPIのチームもそうです。私たちPIの従業員だけじゃなくて、「On」というシューズブランドがありますが、彼らも一緒に活動がしたり、パートナーシップを組んでやっています。一般のユーザーの方にも入っていただいています。

小池:そうやってどんどん、仕事を離れたところでも、輪を作るきっかけになっていきますよね。

:私もこのウェアに助けられたことがあります。村上・笹川流れ国際トライアスロン大会は、一度も陸に上がれないコースでして、1キロくらいで体力が厳しくなってしまったんです。

PI:スイムでしょうか?

:はい、スイムです。体力が厳しくなって、もう止めようかなぁとか考えてしまったんですけど、このトライスーツを着て大会に出る最初の部員が私だったので、使命感というか、このトライスーツでゴールしたいと思ったんです。しかも、棄権したら脱げないじゃないですか。ウエットスーツだと、ベールに包まれたままですから。

小池:すごいプレッシャーはあるよね。

:ウエットスーツを脱いで、ちゃんとチームウェアのデザインを見せて、バイクに乗ったり走ったりしたいと思ったんですよ、純粋に。そういう気持ちがあったので、頑張れたっていうのはあります。

小池:素晴らしい、いい話。

:色んな意味で、チームオリジナルのウェアは作ったほうがいいと思います。

PI:今日はたくさん色々なお話を有難うございました。機会があれば一緒にトライアスロンでもサイクリングでも活動もしてみたいですね。本日は本当にありがとうございました。

※本記事掲載時点では、写真右の畑さんは株式会社マルケトをご退職されてます。取材撮影は今年の2月に実施されました