PI RIDEからPICCへ

もともとを振り返ると2017年の秋頃からPI RIDEというサイクリストと楽しむイベントを小規模ながら始めた。開催場所は主に多摩川や尾根幹を中心にビギナーであれば40kmのライド、それ以上であれば60-80kmのライドを月に1~2回実施している。尾根幹から60~70kmだとゼブラカフェが距離的にちょうど良い距離だ。どのイベントもライドだけでなく、途中で立ち寄るカフェでコーヒーを飲んだり、気軽に会話したりすることも大切にしている。

PICC

カスタムオーダーのお客様との会話

合わせて去年からPIのカスタムオーダー(チームジャージ)を制作頂いた方々のオフィスに直接お伺いして、インタビューする機会が増えた。インタビューでは「なぜ社内でサイクリングチームを立ち上げたのか?」、「今後の出場予定の大会は?」などの話になり、「いつか一緒に挑戦できる大会があればいいですね」といった会話が弾み盛り上がった。

その後、「それぞれ所属するチームや会社の同僚、友達とイベントに参加するけれど、それとは別に自由に出入りできるコミュニティーみたいなものがあれば楽しいのでは?」と考えてみた。このアイディアを形にしてみたのがPICC。そこで最近インタビューさせていただいたアウディさんやマルケトさんなどいくつかのメンバーにお声がけをし、佐渡ロングライドに参加するに至った。

PICC

PICC

佐渡ロングライドへの挑戦

佐渡ロングライドは、チームPI TRI(トライアスロンチーム)の活動で馴染みもあり、佐渡の土地勘もあったという点、そしてやはり島ならではの大自然が満喫できるのが魅力的な大会だった(出場を決めた後、コースA210kmのコースの一部が変更となり、獲得標高2,500m近いハードな大会にはなることは予測もできなかった…)。

PICCオリジナルジャージのデザイン

そしてコミュニティーメンバーを集め、チームで出場するからにはこの企画オリジナルのデザインジャージを用意したいと思った。何度か訪れた佐渡の土地や自然、色などを思い出し、デザイナーと企画者でジャージデザインを始めた。南国の島とは違い、少し薄目の青や水色がモチーフとなったオリジナルのジャージが完成した。

 

PICC

 

このデザインを施したウェアは、チームウェアとしてもオーダーできる。アイテム名は「イグナイトジャージ」。チームオリジナルのデザインをこのウェアの仕様で受注制作は2018年秋から始まる(オーダーウェアはオーダーサービスチームにてご対応)。

ジャージの袖はトレンド感の長めを採用、肩から袖部分はメッシュの素材、ビブパンツはビブ部分が新しいメッシュ素材が使われ、ビブパンツの裾はカタログ製品で好評のラッセルテープ(なめらかな独自開発素材)を採用した。細部にわたるこだわりだ。

5月に入り、完成したオリジナルウェアはメンバー達に届けれ、各メンバー達はバイクを梱包配送するなどの準備を進めていった。後は当日大会を待つのみだ。

 

※PI TRI