自分を追い込む、集中する時間が大切
かつては水球でオリンピック強化指定選手にセレクトされるほどの選手だった北川さん。その時のなごりなのか、「自分を追い込んでいる瞬間」に“GOOD”だと感じるようです。
北川麻利奈さん:「スポーツにおいては、やはりアドレナリンが出るほど集中して追い込んでいる瞬間でしょうか。頭の中が空っぽになって今やっていることにだけ意識が向いている瞬間は最高に楽しいです。
それに加えて信頼できる仲間が一緒だとさらに素敵だと思います。言葉にしなくてもその感覚を共有し合っているので、私にとってなくてはならない大切な時間です。
もちろん仕事中でもGOODな時間はありますよ。好きなことを仕事にできているので、単純に日常が楽しい。自己管理は必要になってきますが、一緒に仕事をする相手、行ける場所、やっている作業内容、“当たり前のこと”でも今の私にとって全てが楽しく充実しています。
プレッシャーもありますが、一つ一つやり遂げることが自分の成長に繋がるので、必ず心に余裕を持って取り組むようにしています」
生活を整えて、好きなことを追い求める
今の生活を“THE GOOD LIFE”だと感じるためには、まずベースとなる生活を整えることが大切だと語る北川さん。その上に気に入ったギア選びを積み重ねていくことが、より生活を充実させていく、と彼女は考えています。
北川麻利奈さん:「純粋にスポーツを“楽しい”と感じるためには、よく寝て身体に良いものを食べて、自分を良い状態に保つこと、つまり健康でいることが大切です。このベースがあって初めて、自分からエネルギーが出せるようになると思っています。
その上で、自分のテンションが上がるギアを選んでほしいですね。着る物は内面を表現する一つの方法で、実はとても楽しいこと。
“トレーニングだから着るものはなんでもいい”とは思ってほしくなくて、自分の気持ちを高めるため、トレーニングしている時間を楽しむために、大切にしてほしいと思います。
なかなか今の生活がGOODだと感じられない方もいらっしゃるかもしれません。私も歩むスピードが遅くなる時もありますが、それも自分。最近は毎日の小さな自分の行動を好きになってきたので、そうやって自分を受け容れていくとどんどんエネルギーがみなぎってきて、具体的にやりたいことをいますぐに得られなくても、幸せ指数はかなり上がりました。
『自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ』。私の一番好きな言葉です。
自分の好きなことを追求し続ける、何があっても、自分が好きだと思うこと以外はやらない。周りに何を言われても気にしない。頭で考える前に良いと感じたら動くことにしています」
普段のRIDEをより”GOOD”にする2018 Fall & Winter ウェア
気候がいいとき、季節がいいときに走っても「すぐに集中モードに入って周りの状況を楽しまなくなる(笑)」という北川さん。しかしウェアのデザインはいつも目に入るし、着心地などの機能は重視している」そうです。そんな彼女が選んだ、この秋/冬のギアは「ウィンドブレーク スウィッシュ ジャケット」と「ウィンドブレーク クイック ビブ タイツ」です。
北川麻利奈さん:「気候、気温の状況に合わせて使い勝手がすごくいいジャケットです。練習が緩いときや激しいとき、気温高いときや低いとき、いろいろあると思いますが、状況に応じてインナーの厚さを調整すればいつでも快適に着られます。さらに今回はデザインとカラーリングが自分の好きな色。深みがあって、パッと自分の視界に入ってきた時にすごく落ち着きます。
女性はビブタイツを履くとバックスタイルが良く見えると思っているので、基本的にいつもビブタイツを履いています。ずり落ちてくるとパッドの位置が下の方になってしまって見た目としてはあまりかっこいいものではないので。寒さもしのげてボディラインも綺麗になるうえ、着まわしのきくブラックは手放せません」
次回はPearl Izumi契約チーム、大阪を拠点とし活動するマトリックスパワータグのアイラン・フェルナンデス選手にTHE GOOD LIFEを伺います。
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