サイクリングには最高のロケーションの館山で日帰りライドトリップ PICCでは、ハンバーガを食べに行くライド、栗村修さんとTOJ相模原ステージのコースを走るライド、Zwiftを活用したバーチャルグループライドなどバラエティーに富んだゆるいライドイベントを月に2回開催している 今回はPICCとしては約3年ぶりの館山でのライドイベントを開催した。 館山といえば開放的な海沿いコース、そして海だけでなく内陸部の緑豊かな山間部のコース、信号も少なくストレスフリー、そして地元の美味しい魚や野菜。 サイクリングには最高のロケーションで、自転車イベントやトライアスロン、マラソンなどスポーツイベントも盛んな館山。 コミュニティーマネージャーを務める大西も大好きなエリアで、コロナの状況や規制もだいぶ緩和されつつある2022年6月、ようやく館山ライドを開催できた。 都心のサイクリストにとっては日帰りライドトリップとしても楽しめる企画だ。   館山市の後援イベントとして 今回はありがたく、館山市の後援を受け、スポーツ課の方のアテンド付きで実施。 スタート前、かなりの強風でリーダーを務める大西も動揺するくらいであったが、地元の方ならではの風向きの読み、的確なルート変更、事前の丁寧なコース説明があり、安心してスタートができた。   無事に海沿いコースも走れ、目指すは富崎館 強風の影響を大きく受けそうなエリアは内陸部を走り、風の影響が少なくなるであろうエリアで海沿いの気持ちのいいルートへ。 ルート変更が功を奏して、海沿いに出たときには風の影響も少なく、海を眺めながら館山らしい気持ちのいい区間を楽しめました。 南国の雰囲気が漂う、館山カントリークラブの前で記念撮影   富崎館でお魚ランチを堪能 お待ちかねのお昼ご飯は富崎館へ 富崎館は明治時代に創業し、当時は漁師たちの民宿として、そして近年は家族旅行や合宿の宿泊先としても愛されていましたが、2019年の台風で被災し、屋根や2階の外壁が飛ばされ、大きなダメージを受けました。 現在は再建に向けて、オーナー親子が力を合わせて食堂の営業を開始。直売所や今後はキャンプ場の展開も目指している。再建に向けて明るくたくましく取り組む姿や、敷地内のまだ当時のダメージが残る部分を目にすると、応援したくなる。 サイクリストとしてはこうやってライド途中に富崎館に訪れて、ランチ休憩で利用するのが一つの応援かもしれない。 ランチはどれも新鮮な魚を使ったお料理がとてもおいしい。 大西は迷わず、刺身5点盛り定食を。 脂がのってて、身も引き締まっていて適度な歯ごたえもあり最高。付け合わせのあら汁もいい出汁が出ていておいしかった。 当日の夜にはこのお刺身の味が恋しくなっていた。   緑豊かな安房グリーンライン ランチ後は房総半島最南端の地、野島崎灯台に寄って、安房グリーンラインへ。 館山は海だけでなく、内陸の山間部も緑豊かで走りやすいコースがあるのも魅力。 適度なアップダウンで走りごたえと達成感も味わえる。 まさに海も山も満喫できる、飽きのこない50kmコースだった。 帰りは木村ピーナッツで名物のピーナッツソフトを食べておやつ休憩。 スタート時の強風には驚いたが、結果的には洲崎神社には寄れなかったものの、それ以外はほぼ予定通りのルートで楽しむことができた。 コースをアレンジしてくださり、当日も安全第一で臨機応変にガイドしてくださった館山市のお二人、そして終始にこやかに安全走行にご協力してくださった参加者の皆さまには本当に感謝しています。 今回の参加者の中には地元館山の方もいて、地元ならではのグルメ情報やおすすめスポットのお話も聞けたのも楽しかった。 気持ちのいい景色に走りやすいコース、地元グルメ、地元の方との交流。 すべてがうまく絡み合って最高のライド体験になった。 館山ライドは必ずまた企画したい。