DAY1:ライド&コーヒーでアイスブレイク

今回のフジイチも初日はお昼に拠点となる山中湖の宿に集合して、45kmほどのショートライドへ。 その前には簡単なブリーフィングと自己紹介 普段のコミュニティーのライドは東京や神奈川からの参加メンバーが多いが、今回はありがたいことに、広島県、愛知県、静岡県、茨城県と各地からご参加いただき、さっそく各地のライドコースの名所などの話で盛り上がる。 はじめまして同士の方もいる今回のメンバーだが、すぐに雰囲気は和み、この時点で不思議と”このメンバーなら楽しい2日間のライド旅になることは間違いない”と感じていた。 開催日の数日前までは雨予報もあったりで、心配していた天気もご覧の通り初日から青空。 天気の心配もなく幸先の良いライドのスタート。 みなさん、いい表情で楽しそう。 山中湖から下り、河口湖をのんびり流す。 雲があったため、富士山が顔出すタイミングは少なかったが、湖畔沿いはどこを走っていても気持ちがいい。 途中、河口湖でコーヒーストップ。 一緒に自転車に乗り、さらにリラックスした雰囲気の中、コーヒーを飲みながら交流を深めていくいい時間。 明日はこのメンバーでフジイチにチャレンジ! もちろん、夜の乾杯も欠かさずに(笑) 初日はライド、コーヒー、ビールでしっかりと親睦を深めて、就寝。 翌日のビッグチャレンジに備えます。  

DAY2:フジイチチャレンジ

フジイチチャレンジの当日、宿の前の山中湖は素晴らしい朝焼けに。 少し雲は出ているが、青空も見え、何よりも暑さをあまり感じない快適な気温がありがたい。 全員で元気に山中湖をスタート。 前半は下りがメインとなるため、よいペースで順調に距離を重ねていく。 2日間を通して天気は良かったものの、富士山が顔を出してくれるタイミングはわずかだった。 本来なら富士山が真後ろに見えるはずの西湖で記念写真。 富士山は見えなくても、湖や山々、森の美しい緑、どこを走っても景色がいいのがフジイチ。 昨年はお昼ごろの登りが続く時間帯にかなり暑くなり、体力を奪われたが今年は非常に快適。 途中、1名パンクがあったものの、こんなちょっとした出来事も旅ライドのスパイスになる。 先を急ぐこともなく、みんなで談笑しながらパンク修理。 今年も60km地点を過ぎ、登りが続くエリアにさしかかる頃にはしっかり太陽が顔を出してきたが、雲がある分、昨年ほどの暑さは感じない。 昨年は暑さによる疲労で、大きくばらけてしまった集団も、今年は長く続く起伏コースに体力を奪われながらも、誰一人遅れず余裕をもって進んでいく。 もしかしたらこの日はある意味絶好のフジイチ日和だったのかもしれない。 富士山こどもの国付近まで続く、難所の起伏エリアを走り終えてお蕎麦ランチでパワーチャージして後半へ。 御殿場を抜けて、最後の難所である籠坂峠アタック。 最後の山場ということで、ペースアップしてトップ登頂を目指すメンバーや、マイペースに最後まで走り切ることを目指すメンバー、各々のペースで最後の峠を楽しんだ。 登り切ったメンバー同士、健闘を称えあい、達成感にあふれるいい表情で最後の記念撮影。 籠坂峠から下ると、そこはゴール地点の山中湖。 今年のフジイチチャレンジも全員無事に完走! たった2日間だったが、ここで出会ったメンバーとの交流、普段とは違う富士周辺の景色、そして、みんなで走り切った達成感。そんなことがうまく織り交ざった、気分が高揚するライド旅になったと思う。 RIDE TRIPと称したフジイチチャレンジ。 これからもそんな旅とセットで楽しむ、非日常のライド体験をまた企画したいと思う。  

株式会社パールイズミ コミュニティーマネージャー 大西勇輝