■見た目はほぼカジュアルウェア

普段、ロードバイクに乗るときはレースフィットのウェアを好んで使用しているが、サイクル業界で仕事をするようになってから様々なスタイルで自転車を楽しむ方々との出会いや、インプットを通して、今はシクロクロス、グラベルロードなど、いろいろと興味がわいてきている。その中の一つにシティライドがある。よりカジュアルなウェアで自転車に乗り、競技やトレーニングというよりは普段の“移動”を自転車で楽しむスタイルに興味があった。別にいつものロードバイク、いつものレースフィットのウェアでのんびりシティライド的に走ればいいのかもしれないが、レースフィットを着用すると、いい意味でその気になってしまうからだ。 天気のいい休日、本来であれば「よし、家族と過ごす時間の前に3時間乗るぞ!」となるところだが、前日に久しぶりに再開した筋トレの筋肉痛がひどかったのと、自宅のコーヒー豆が切れていたこともあり、行きつけのtakbeansまでシングルスピードの自転車、そしてFREEASYを着用してのんびり走ることに。念願のシティライドには絶好のタイミングだ。 選んだウェアはフーディー ウィンター ジャケットテーパード バイカーズ パンツ。細身のすっきりしたシルエットに、トップス、パンツともにストレッチのきいた素材を使用しているため、窮屈な感じもなく、着心地もいい。見た感じはいわゆる普段着。自転車を乗らずに着用していても全く違和感のないデザインである。私にとっては逆に新鮮。気分もよりリラックスしてきた。 インナーにはトップスはウォームフィットドライ アンダー、パンツはメッシュ インナーパンツ、グローブはスーパーサーマ フリース グローブ、FREEASY以外のアイテムも組み合わせて、スタート。 vol.66 シティライド FREEASY

■カジュアルなのに快適。新しいライドの楽しさを知る。

のんびりと走り出し、乗車姿勢やペダリングの動きに対しての相性も確かめるが、全く違和感がない。動きの出る部分にストレッチ素材を採用していることと、これまで培った自転車乗車時の動きに適したパターンを採用しているためだ。 リラックスライドとはいえ、走る動きに対して違和感がないため、とても気持ちよく乗れて楽しい。サイクルウェアの快適性を知っていると、普段着で乗る=あまり快適ではないという印象だが、FREEASYはそうではなかった。普段着っぽいのに走りやすい。とても新鮮な感覚だ。 そしてトップスは非常に暖かいため、冬の時期ではあるが、のんびり走っていても寒さは気にならない。 少し遠回りして多摩川サイクリングロードを通り、目的地のtakbeansに。 vol.66 シティライド FREEASY コーヒー豆を買い、ドリップしてもらったコーヒーを飲みながら同級生の店主と少し談笑。 ファッション好きの店主も珍しく!?FREEASYには興味を持ってくれた。 普段からサイクルウェアでもコーヒーショップなどには立ち寄っているが、より自分自身がショップや街に溶け込んでいる感覚。当たり前ではあるが、これから自転車を始める方にとってはよりシームレスに使いやすいアイテムなのかもしれない。 vol.66 シティライド FREEASY 普段からレース志向でストイックに乗っているサイクリストにとっては、気分転換やリフレッシュのためにライドするときに意図的に着用すると、気分も変わってよさそうだ。当然自転車に乗り、そのまま輪行して電車などに乗る場合にも活躍するはず。 FREEASYでまた自転車の楽しみ方が広がった。まだ私の息子は生後11ヶ月だが、自転車に乗れるようになったら一緒に乗るときはFREEASYだなぁなんて妄想もしている。
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